お引き渡し後も気をつけなければならない、瑕疵担保責任とは?

お引き渡し後も気をつけなければならない、瑕疵担保責任とは?

今回は、お引き渡し後に発生する可能性がある、瑕疵担保責任について説明をしたいと思います。マンションの売買ではそう多くはありませんが、万が一発生した時には非常に厄介なので最低限知識として知っておきましょう。

瑕疵担保責任とは?

まず簡単に言えば、「瑕疵」とは欠陥や、きずのことを指します。この瑕疵担保責任とは売主が知らなかったお部屋の欠陥が引渡し後に見つかった場合には、売主の責任で補修をしなくてはならないというものです。

マンションの売買で具体的に売主が責任を負わなければならない瑕疵は下記の3つです。

  • 雨漏り
  • 給排水間の故障
  • シロアリの害

そもそもこの瑕疵担保責任とは、建物の隠れたる瑕疵についてのみ責任を負う。という内容で、簡単に言えば、実際に生活していたり、目で見ただけではわかりにくい、見つけにくい建物の欠陥があった場合は、売主が補修してあげて下さい。という意味合いです。

瑕疵担保責任の期間は?

もちろん瑕疵担保責任にも期間がありますので、売主が引渡し後もずっと不安になる事はありません。この瑕疵担保責任の期間は売主の内容によって変わりますので注意して下さい。

1.売主が個人の場合

瑕疵担保責任の期間は、引渡しから3ヶ月です。その為、引渡し日から3ヶ月を経過して瑕疵が発見された場合には、修復の義務を負いません。

2.売主が一般法人(非宅建業者)の場合

瑕疵担保責任の期間は、引渡しから1年です。特に自営業者や、法人の代表の方で、不動産屋の名義が法人になっている場合には注意が必要です。

3.売主が宅建業者の場合

瑕疵担保責任の期間は、引渡しから2年です。
これは中古不動産の場合であり、新築住宅は別ですので気をつけて下さい。

実際に瑕疵が見つかったらどうなるのか?

では、実際に売主に修復義務がある期間内に瑕疵が発見された場合はどうなるのでしょうか。まず基本的には急を要する場合を除き、買主は売主が立ちあう機会を設けなければなりません。これは買主の勝手な言いがかりではなく、売主もしっかりと確認して下さい。という意味合いです。

その後工事業者などを呼んで修復が必要だと判断された場合には、見積りを出し、売主の費用負担にて修復をしてもらいます。

この瑕疵担保責任の注意点としては、あくまで瑕疵が発見された場合の費用負担を売主がするというもので、購入の目的を果たすことができない(住むことができないほど)場合を除き、この瑕疵を理由に契約の解除はできないという事です。

その為万が一瑕疵が発生した場合には、仲介に入った不動産屋としっかりと相談をした上で費用を負担してあげましょう。

最後に

今回は引渡し後に発生する可能性がある、瑕疵担保責任について説明しました。ただ不動産屋はこの瑕疵担保責任については比較的サラッと説明しがちです。実際に発生した際に、知らなかった。聞いてなかった。などという事がない様にしっかりと内容を把握しておきましょう。

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